教会履歴

1.歴 史

教会創立60周年記念誌を見てみると、教会の始めをこのように記しています。「1920年日本人移民の伝道に深い関心をいだく青年の群れがハリウッドにあるトリニティミッショナリー教会で、毎週祈祷会を開いていた。その一群とは二十歳そこそこの若者たちで、ある者はカリフォルニヤ聖書大学の学生で、次のような人々がいた。佐久間英、八尋ジョージ、岡本ポール、奥田あや、杉山花子、矢野はつ(八尋夫人)。これら燃え立った信徒の群れの中から、この地での働きが生まれ出たのであった」。

今から98年前のことです。2021年には100年の歴史を刻み込むときを私たちの教会は迎えるのです。その間に、戦前、戦時中、戦後を通り抜けて、教会の働きは続けられてきました。

戦前:1921年に初代牧師葛原定市牧師を迎えて、魂の救いと信徒たちの訓練がなされました。このころはよく日本人町で路傍伝道がなされていました。そして訓練を受けた者たちはカリフォルニヤの各地へと遣わされ、その土地でホーリネス教会を創立しました。

戦時中:第二次世界大戦の時、教会は閉鎖されました。しかし、強制収容所において、他教団の者たちと共同し、伝道の業は続いていたのです。

戦後:戦争が終わったとき、牧師たちは自分の教会に戻り、いち早く戦争で困難な中にあった日本人と日系人のために教会を解放して援助の手を伸べました。

戦後の特徴すべき点は、英語部の創設と成長です。ロサンゼルス教会では、日本語を話す方への伝道が盛んになされ多くの方が集いました。それと共に、英語部の成長もすさまじいものがあり、その頃1966年には教育館が献堂されました。戦後の日語牧師は末広栄司、辻本清臣、細見剛正、そして溝口俊治が務めてまいりました。

 

2.信 仰

ロサンゼルス・ホーリネス教会は、北米ホーリネス教団に属し、信仰形態としては、メソジスト教団のきよめ派です。メソジスト教団は、18世紀に英国で生まれ、聖書に基づいた生き方を大切にするものです。特に聖霊による救われた罪人が神の恵みによって聖く生かされることが出来るとの聖書の主張を大切にしています。

また四重の福音を掲げる日本ホーリネス教団の教理を共有し、新生、聖化、神癒、再臨を強調しています。

 

3.教会とは

教会とは何かを考えるとき、私たちは第一に「厳粛な礼拝」、

第二に「弟子訓練」、第三に「愛の交わり」を高めていく人々の集

まりであると考えています。

 

4.教会活動

毎週日曜日

朝9時半   日語礼拝

朝10時15分 英語礼拝

朝10時45分 フレンドシップ・タイム

朝11時15分 聖書クラス

毎週水曜日

祈祷会 朝10時半、夜7時

地区集会

第二金曜日 夜7時半 ウエストサイド地区

第二土曜日 昼1時半 ガーディナ・トーレンス地区

第三金曜日 夜7時半 イーストサイド地区